基礎配筋の検討①

基礎配筋の検討

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津の家の基礎配筋を検討中です。
基礎配筋は設計時にアンカーボルトやホールダウン金物との取り合いをきちんと考えておくことで、、必要なコンクリートのかぶり厚や定着長さを確保した、高耐久な基礎となります( ゚∀゚)


■鉄筋の品質

鉄筋は、JIS G3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)若しくはJIS G3117(鉄筋コンクリート用再生棒鋼)の規格品とし、付着力を上げるために異形鉄筋(凹凸がある鉄筋)が一般的に使われます。今回は異形鉄筋で降伏点強度295N/mm2であるSD295を使用します。2階建て住宅で、ごくごく一般的な規格になります。


■鉄筋の空き寸法

鉄筋相互の間隔が狭すぎるとコンクリートがスムーズに流れません。そのために鉄筋相互の最低空き寸法を確保する必要があります。下記の値のうち最大の数値の空き寸法が必要です。今回は鉄筋の最大径は16mm、粗骨材の最大径は20mm、であるので鉄筋の空き寸法は25mm以上のがあれば良いです。

 1)コンクリートに入る粗骨材の最大寸法の1.25倍。
 2)異形鉄筋の径(呼び名の数値)の1.5倍。
 3)25mm。


■鉄筋のかぶり厚さ

鉄筋が腐食しないために、鉄筋にはコンクリートのかぶり厚さを十分に確保する必要があります。
建築基準法では基礎底盤下は捨てコンクリートを除いて60mm以上、その他土に接する部分は40mm以上、土に接しない部分は30mm以上のかぶり厚さが必要と規定されています。それに対し、公共工事標準仕様書の仕様である、基礎底盤下は捨てコンクリートを除いて70mm以上、その他土に接する部分は50mm以上、土に接しない部分は40mm以上のかぶり厚さを確保しています。


■鉄筋の定着長さ、重ね継ぎ手長さ

部位が変わる位置(基礎立上り部と基礎底盤部)や角度が変わる部位には、一体性を持たせるために必ず相手の部位に鉄筋をのみ込ます(定着)必要があります。
定着の長さはコンクリートの設計基準強度・鉄筋の種類・フックの有無・部位によって規定されています。また、配筋の途中で鉄筋の継手を設ける場合は、重ね継手とし、継手位置は、応力の小さい位置(支点間の1/4) 及び 隣り合う継手が同じ位置に重ならないように重ね長さの1/2以上離れた位置で継ぎ手を設けることが望ましいです。定着長さ40dを確保できるように設計しています。


■鉄筋端部のフック

フックとは付着力を上げるため、鉄筋の端部に折曲げをつけることを言い、凹凸の無い丸鋼を使用する場合は端部にフックを付けるように義務つけられていますが、異型鉄筋を使い、2階建ての木造住宅(仕様規定対応物件等※2)は特に付けることは求められていません。今回は異形鉄筋を使用しますが、基礎立ち上がりにはきちんとフックを付けて強度を確保した設計としています。


• 詳しい内容を知りたい方は、E-MAILにてお問い合わせください。

by kondo_archi_labo | 2013-11-15 09:00 | 津の家_おおきな屋根の家


近藤晃弘建築都市設計事務所の建築活動記録


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